間取りと導線の関係

・間取りは生活必要スペースを考える
住宅の間取りを設計する時には、まず、生活に必要となるスペースを箇条書きで割り出しておきます。
例えばリビング、キッチン、ダイニング、収納、お風呂、トイレなど、これだけは必ず必要となるというようなスペースを書き出して、それぞれの広さを設定していく流れになります。
余った分のスペースは、余分な収納にしたり、趣味に使えるような空間にしたりと自由に設計するといいでしょう。

・導線と動線の違い
基本的にはどちらも同じ意味合いになるのですが、導線と書くと、人の動きを導く流れになるので、住宅の間取り設計の時に使うのは「動線」の方が一般的です。
間取りを作成する時には、この動線を思い浮かべて設計する必要がありますので、実際に住むわけではない設計士よりも、家族が暮らすことになる自分の目線で動線をイメージする方がよい場合があります。

・動線を潰すとどうなる?
間取りの中の動線を潰してしまうと、部屋を狭く感じたり不便に感じるようになります。
少しでもストレスのない空間にするためには、動線を潰さないように、建具や家具、家電を配置する必要があります。

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